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やまね洞 で居眠りしていたいけど(ひとり本屋のぶつぶつ)

ひとり本屋「やまね洞」の中のねこ店員(ニンゲン)が、本などの話を思いつくままに。

継続研究中:新刊チェックの方法ってどうしていますか?

どもどもです。
図書カフェ やまね洞 の猫店主です。

しばらく前(5月21日)に、新刊チェックの方法について書きました。
当該記事は以下のものです。 

blog-yamanedo.ieneko-sha.com

 

その際、<honto>を使っているが、ほかの方法はないものかと書いたところ、<新刊.net>というサイトを教えていただきました。

そこで、<ブックフォワード>というアプリも含めて、しばらくつらつらと使ってみることにしました。

そろそろ一旦、使用感覚のまとめをしてみようかと思います。

 

結論からいくと・・・

もうしばらく、<honto>をメインに使い続けることにしました。


一番の決定点は、猫店主が引っかかる類いの本を、自分がストレスなく眺めることができて見つけやすいと感じるサイトであること、そして、比較的、網羅的に類書を数多く見ることができるかなと思えたことです(いたしかゆしなところもあるのですが)。

 

猫店主がやりたい新刊チェックの要点ごとに整理してみます。

  • 確実に刊行された新刊を確認したい
  • なるべく表紙画像を確認したい
  • なるべく博覧的に新刊を確認したい
  • タイトル以外の内容紹介文も確認したい

 せんじ詰めると、ネット上でも本屋でうろうろしたいということです。

 

ただし、使用条件は、PC、Chrome上で使ってみた上での感想とご承知おきください。


★確実に刊行された新刊を確認したい★

<honto>および<新刊.net>が、発行日でしぼり込みフィルタがかけられるので、いつ刊行されたかということを踏まえて、タイトルを見ていくことができます。
ただし、<honto>は、当日から7日間のみ新刊として見ることができますが、<新刊.net>はカレンダーでしぼり込むため、過去何日という制限はないように思われます。
<ブックフォワード>は、「新刊通知」というページで、事前に自分で設定したキーワードで抽出された本を確認することができます。


★なるべく表紙画像を確認したい★

<新刊.net>では、新刊刊行物の一覧リスト状態のページでは表紙画像が表示されることはなく、<ブックフォワード>は表示されたりされなかったりが混在する状態となっています。これは、恐らくこれから刊行される本が含まれている(予約本のほうが多い)からではないかと推測しています。
<honto>は、「新刊」と「予約」がタブで分かれているので、新刊入荷日ごとの一覧リストページでも、タイトルや著者名と一緒に表紙画像(一部no imageの場合もあります)を確認することができます。


★なるべく博覧的に新刊を確認したい★

<ブックフォワード>は、最初の設定時にキーワードを設定しなければならず、設定した「珈琲」などといった言葉がタイトルに含まれるか、まはた著者名で抽出済みの新刊を通知してきます。
<新刊.net>は、発行日でリストを表示した後、カテゴリーによるフィルタ(コミック、単行本、文庫、雑誌)をかけてからでないと、DVDなどのデータも一緒に表示されます。
<honto>は、紙の本の新刊情報のページを選択すると、入荷日ごとの一覧リストページになり、さらなるしぼり込みをかけたいと思えば、左横にジャンルごとでの選択ができるようになっているため、一覧リストページでは特にしぼり込みはない状態で見ることができます。


★タイトル以外の内容紹介文も確認したい★

一覧リストページのタイトルを見て、気になった本は詳細確認のためにクリックを1回することになりますが、<ブックフォワード>と<新刊.net>は、詳細ページに移動しても、さらに、密林などへのリンク(連携)をクリックしないと追加情報、つまり、出版社等による紹介文にたどり着くことができません。
<honto>は、1クリックで詳細情報のページに移動し、紹介文を読むことができます。"総合書店"なのでそれは当然だと言われればそのとおり・・・。

 

 

そもそも、<honto>で近ごろ表示される新刊情報に、青本とか、住宅地図、手帳とかが表示されて、少し確認するページ数がふえたような印象を受けていて、もう少し確認しやすい、違う方法、つまり、楽な方法はないかなあと思ったことから始めたことではあります。

それでも、<honto>を引き続き使おうかと思わせたのは、それぞれの一長一短が、猫店主の神経とどこまで妥協できるかというところの一点につきます。これはもう、人により千差万別なのだろうと思います。

 

<ブックフォワード>では、先にキーワード抽出されてしまっているのでこぼれものが発生するだけでなく、新しい出会いにはなかなかつながらないと思われますし、<新刊.net>では、「単行本」、「文庫」、「雑誌」というカテゴリーごとに確認していくと、何となく、少ない、もしくは少し、猫店主の見たい本と傾向がずれているという印象を受けました。
単純に、猫店主の選書傾向が歴史系、専門書寄りに偏っているために発生している印象であろうと考えますが、やはりこちらとしては、ちょっと使いにくいと思ってしまう要因の1つとなるわけです。


ところが、なんですが。

ここまで<ブックフォワード>について、歩が悪い話を続けていますけれど、猫店主、スマホアプリとしては使い続けてみようと思ってます。スマホで使うには使いやすく工夫されているように思います*1

スマホにおいても注意しなければいけない点としては、発売後のものよりも、発売予定本が多く通知されてくるところ(だから表紙画像なし)と、事前にキーワードを決め込まないといけないことです。
1日1回、通知が入り、「読む予定」「購入予定」「今読んでる」といった状況を設定でき、発売されたら"リマインダー"として通知が入ります。連携させて<honto>ほかのサイトへも選んで飛ぶこともできます。
簡易的に、移動中の空き時間でちょっと確認しておく、というときに便利だなと思ったわけです。

 

結局のところ・・・。
思った以上に、本屋でふらふらと表紙、タイトルを見て本を選ぶというやり方に近いページデザインになっているのが、<honto>のようです。

そんなこんなで、もうしばらく<honto>を使っていきます。

ただ、こんなサイト、アプリはどうかなということがあれば使ってみたいです。ぜひ、教えてください。よろしくお願いします。

 

*1:ごめんなさい。今回は<新刊.net>のスマホ版にアクセスするまではできず。今度やってみます。

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