なんだかんだとわさわさしています。
少々間があいてしまいました。
ちょっと今、むりくり書いてます。
「ひとり読書会」を先にあげるというのもあるかもしれませんが、ちょっとまずは、いったん、言い訳します。
細切れ時間で書ければいいのですが、どちらかというと、たらたら、ぐるぐると画面とにらめっこしつつ、あっちへ行ったり、こっちに来たり、脇に置いた資料なんかも見ながらブログを書いていることが多いため、ある程度は時間をかけたいと思っちゃったりするとなかなか進まなくなっちゃうという、情けない言い訳書いてます。はい。
書けていなかったその間に。
鬼子母神通りみちくさ市で一箱デビューいたしました。
一箱では、川口ブックマーケットに続く、2か所めです。
とみきち屋さん、古書北方人さんの横で出店できたのはありがたく。
お向かいにモロ古書店さんがいらしたので、思わずご挨拶に乱入したりしてました。ほかにもご挨拶したいところもあったのですが、まだまだ遠征する力はありませんでした。
その間にも、途切れることもほとんどなく、陳列した本をながめていく方々。
時折、手に取っていただけたり、「これ、どうだろう?」と相談をしあうお二人連れがいたり。
これは旅立っていくだろうと思ったものがある程度、お買い上げいただけたような気がします。
でも、猫店主が心の中で押していた本や、「女帝」シリーズは全滅、1冊も旅立ちませんでした(笑)*1。
また、駒込のコワーキングスペースのアリーベイスさんに間借り本屋も開始しました。
どういう棚にするかの雑談中、アリーベイスの店長さんから、「イベントとかと関連した本があるとうれしいなあ」とのお話。
ちょうどその前後で、うつわやさんとか、ハーバリウムといったものがあるということだったので、陶器や漆器に関する本を主体にしました。
盆栽や墨書の本とか、禅、仏教に関する本もあってもよいかも~、と、今、この瞬間に思ったりしています。
まだまだ本屋ひよっこ。ひよこにもなれていませんな。
まだ、内沼晋太郎氏の新刊『これからの本屋読本』は読み出したところ。
喜多村拓氏の『古本屋開業入門』、まちライブラリー関連の『マイクロ・ライブラリー』は座右の書。
まだ、辻山良雄氏の『本屋、はじめました』は確保できてません(ごめんなさい!)。
近いうちに古物商の許可証は取りに行こうと思っています。
これから何をするにしても、あったほうがよいのではないかと思うからです。
将来的には(予算は今、全然ない。でも時間的余裕もそんなにないというのも分かってる)実店舗化を目指してあがいていきます。
実店舗の本棚の一角は、古事類苑・群書類従一式とか、日本史研究のバックナンバーなんかで埋まることになります。これらが売れるとは全く思っていないので、この本棚の前にテーブルを置いて、活用してもらえるような仕組みを導入していきたいです*2
昔、大学の指導教授の研究室やご自宅に伺うと、あふれるほどに、史料纂集とか、国史大系とか、各地の自治体史とかが並んでいました。
先生にも、先輩にも、「史料は自分で持つようにしろ」と言われたものです。
でも、歴史を研究する人が多量の史料を自分で持つという時代ではなくなってしまいました。
だからこそ、今はそんなに量はありませんが、これらを活用してもらいたいです。
今後、間借り本屋の一角に、ご意見だったり、ご要望だったりを受け付ける箱(袋?)を置かせてもらおうかと目論んでいます。
実は、猫店主、本をオススメするというのは、基本的に好きではありません。
よく人柄を知っている人であれば、この本は好きそうだなとご提案することはできますが、それすらも正直、あまりしたいとは思っていません。本が好きな人は、自分で見つけることの楽しみを知っていて、ほかの人から勧められたりすると、何か少し楽しさが減ったような、寂しい気分になることがあるように思います。
もちろん、オススメされたからこそ、自分では絶対に手にしないような本で、自分好みの本に出会えることがあることも確かです。
だから、"こんなたぐいの本があるといいなあ"とか、"○○について知るならどんな本があるのかなあ"といった声をいただいたら、「こんなところからどうですか~」と棚に並べることでお答えできるんじゃないかと思うのです。
まずはそんなところから始めました。
カフェ部門活動も並行しています(これはまた別の記事で)。
よろしくお願いします。