1月22日(月)
#旧暦 12月12日 乙酉 大安 成 危宿
#二十四節気 #大寒 (だいかん)
#七十二候 款冬華 (ふきのはな さく)
#土用
職人の弟子や小僧は、寒の30日間、親方の許しを得てお不動さんや金比羅さんへ連夜水垢離して寒参り。自身の技術向上の加護を祈る。
まず水垢離を行って身を清め、裸に白木綿のハチマキを巻いて、鈴を鳴らしながら社寺へ参る。
虎の門の金比羅さんは、讃岐国の金刀比羅宮(ことひらぐう)(香川県琴平町)から、丸亀藩の京極長門守上屋敷に邸内社として勧請されたもので、縁日などは戸が開かれて自由に参拝できるようになっていた。
※大寒(だいかん)
暦便覧:冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
小寒、大寒をあわせて寒の時期。寒が過ぎれば立春。
※土用 (どよう)
陰陽五行の考え方で、木・火・土・金・水を四季に当てはめ、春=木、夏=火、秋=金、冬=水で、各季節の間に土を挟む。季節の変わり目である目安となった。土用の間は土を動かさず、井戸などの修繕は凶。葬儀も延期したとか。
※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。
内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションから。