1月23日(火)
#旧暦 12月13日 丙戌 赤口 納 室宿
#二十四節気 #大寒 (だいかん)
#七十二候 款冬華(ふきのはな さく)
#土用
武家の煤(すす)払いは13日に行われる。
商家や町人もこの前後で、出入りの者や抱えの鳶も総動員で畳を上げ、普段は触らないところまで大掃除。終われば御祝儀や手拭いなどをいただき、すす餅や蕎麦も含めて酒や肴を振る舞う。
掃除が一段落したころ、主人などを胴上げし、「めでためでたの若松様よ、枝も栄えて葉も茂る、おめでたや」と唄い、掃除は終わる。
通り町筋の大店などは、昼は商いをしてから夜に煤払いを行ったとか。
※大寒(だいかん)
暦便覧:冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
小寒、大寒をあわせて寒の時期。寒が過ぎれば立春。
※土用 (どよう)
陰陽五行の考え方で、木・火・土・金・水を四季に当てはめ、春=木、夏=火、秋=金、冬=水で、各季節の間に土を挟む。季節の変わり目である目安となった。土用の間は土を動かさず、井戸などの修繕は凶。葬儀も延期したとか。
※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。
内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションから。