google.com, pub-6909761134723613, DIRECT, f08c47fec0942fa0 google.com, pub-6909761134723613, DIRECT, f08c47fec0942fa0

やまね洞 で居眠りしていたいけど(ひとり本屋のぶつぶつ)

ひとり本屋「やまね洞」の中のねこ店員(ニンゲン)が、本などの話を思いつくままに。

2024年3月17日は旧暦2月8日です。彼岸入りです。二十四節気 次の「春分」は3月20日から。

3月17日(日)
#彼岸入り 
#旧暦 2月8日 庚辰 先負 除 虚宿
#二十四節気 #啓蟄 (けいちつ)
#七十二候 菜虫化蝶 (なむし ちょうとなる)

(彼岸の六阿弥陀めぐり)(江戸名所図会 巻6)

春分の日前後3日間をあわせての7日が彼岸の時期。
人々は集って諸寺をめぐる。諸寺は仏事を行い、説法等あり。
近所の人や子のお師匠に、団子や五目寿司、茶飯、あんかけ豆腐、精進揚げなどを贈ったり贈られたり。
家においても仏様を供養し、僧侶に読経を頼むもあり。

彼岸の時期は、陽も長くなって遠出もできると、六阿弥陀詣が人気となる。

彼岸 六阿弥陀参り (東都歳事記)

 彼岸とて慈悲に折らする花もかな 重頼入道維舟
 百姓のよめの出たつひがん哉 許六

  1. 下谷広小路 常楽院
  2. 田端 与楽寺
  3. 西ヶ原 無量寺
  4. 上豊島村 西福寺
  5. 下沼田 延命院
  6. 亀戸 常光寺
    下沼田から亀戸へ向かう途中、千住手前の宮城村性翁寺に「木あまりの弥陀」があり、ここにも立ち寄ってから亀戸にて満願を果たす。

 

 

※啓蟄(けいちつ)
暦便覧:陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也

  

※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。

内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションから。

Copyright やまね洞 2023 All Rights Reserved.