3月17日(日)
#彼岸入り
#旧暦 2月8日 庚辰 先負 除 虚宿
#二十四節気 #啓蟄 (けいちつ)
#七十二候 菜虫化蝶 (なむし ちょうとなる)
春分の日前後3日間をあわせての7日が彼岸の時期。
人々は集って諸寺をめぐる。諸寺は仏事を行い、説法等あり。
近所の人や子のお師匠に、団子や五目寿司、茶飯、あんかけ豆腐、精進揚げなどを贈ったり贈られたり。
家においても仏様を供養し、僧侶に読経を頼むもあり。
彼岸の時期は、陽も長くなって遠出もできると、六阿弥陀詣が人気となる。
彼岸とて慈悲に折らする花もかな 重頼入道維舟
百姓のよめの出たつひがん哉 許六
- 下谷広小路 常楽院
- 田端 与楽寺
- 西ヶ原 無量寺
- 上豊島村 西福寺
- 下沼田 延命院
- 亀戸 常光寺
下沼田から亀戸へ向かう途中、千住手前の宮城村性翁寺に「木あまりの弥陀」があり、ここにも立ち寄ってから亀戸にて満願を果たす。
※啓蟄(けいちつ)
暦便覧:陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。
内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションから。