10月14日(土)
#旧暦 8月晦日 乙巳 先勝 危 柳宿
#二十四節気 #寒露 (かんろ)
#七十二候 菊花開(きくのはな ひらく)
あこがれの町火消し。
日頃は土木作業に従事するが、ひとたび火事が発生すると、鳶口(とびぐち)を持って現場へ出ることから、火消人足のことを鳶の者と呼んだりした。鳶口だけを持つのは平人足。諸道具を持つ者がよく、その中でも纏(まとい)を持つ者がよく、次が梯子(はしご)とされた。
町火消、定火消、大名火消とその担当エリアが定められていたが、町火消はたびたび越境して出張ることもあったという。出張るときには、名主、家主を先頭に並び、口々に木遣りを歌いながら現場へ向かった。
※寒露 (かんろ)
暦便覧:陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也
※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。
内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションより。