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やまね洞 で居眠りしていたいけど(ひとり本屋のぶつぶつ)

ひとり本屋「やまね洞」の中のねこ店員(ニンゲン)が、本などの話を思いつくままに。

2023年12月19日は旧暦11月7日です。二十四節気 次の「冬至」は12月22日からです。

12月19日(火)
#旧暦 11月7日 辛亥 大安 閉 尾宿 一粒万倍日
#二十四節気 #大雪 (たいせつ)
#七十二候 鱖魚群 (さけのうお むらがる)

三崎稲荷社 (江戸名所図会 巻1)

11月7・8日、水道橋の三崎稲荷社で御火炊(おひたき)。火伏せの祈禱が行われ、鎮火祭の守札が出る。8日朝にみかんまきがあるが、稲荷社周辺は武家屋敷で町人の家はなく、氏子は武家ばかりのため、子どもといっても、まかれたみかんを拾うことはなかった。そのかわりに通行する人々が拾っていったとか。

三崎稲荷の鳥居横に掛け茶屋があり、木立が繁っていたので夏は涼しく、北側が土手で風が緩やかになり冬の寒さも緩和され、立ち寄る客が多かったという。

 

 

※大雪 (たいせつ)
暦便覧:雪いよいよ降り重ねる折からなれば也

 

 

※毎朝、X(旧Twitter)にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた江戸の日々の様子。こちらには少し補足して掲載しています。

内容は『東都歳事記』などから、画像は国会デジタルコレクションから。

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