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やまね洞 で居眠りしていたいけど(ひとり本屋のぶつぶつ)

ひとり本屋「やまね洞」の中のねこ店員(ニンゲン)が、本などの話を思いつくままに。

【ひとり読書会 第00回】昔の本を読みたくて。

【ひとり読書会 第00回】

つらつら、たらたらと、1冊の本を読んでいこうと思っています。
現代のものではなく、大正以前の本から1冊をちょっとずつ、じっくりと。

 

何を読もうかなと考えていたのですが、江戸時代の人たちがよく読んでいたものがいいかなあと思い、ベストセラーのひとつ、『養生訓(ようじょうくん)』はどうだろうと、手にとってみました。

 

ぱらぱらとページをめくって、すぐに思ったことは

 

「最初に取りかかるには、ちょっと厚いかも・・・。」

 

最初から終わりが見えないのも、やりにくいなあと思ってしまい、しばらく悩んでいました。『養生訓』の一部抜粋というやり方もありますが、それだとちゃんと読んだ気がしないし・・・。

 

『養生訓』の著者である 貝原益軒(かいばらえきけん:1630-1714)は、筑前国福岡藩藩士として勤めた後、70歳を過ぎてからさまざまな本をあらわしています。旅行記などもありますが、それよりは、亡くなる4年前に書いた『楽訓』が、『養生訓』ほど長くはないので、これから読んでみてもよいかと思った次第(参照しやすかったというのもあります)*1

 

やり方は試行錯誤していくと思いますが、定期的に読んで(書いて)いきたいと思っています。

 

底本としては、国立国会図書館のデジタルコレクションで公開されている

 

『益軒十訓』有朋堂書店 明治44(1911)年

『丁未文庫 1 益軒楽訓』

 丁未出版社 明治43(1910)年

 

この2種を使って読んでいくこととします。
さあ、どうなることやら。種々、ご意見ください。

#人生訓

*1:明治中期ごろの高等学校の教科書にも一部採用されているようです

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